負け犬の独り言〜3月〜

日記は苦手なんでございますが、
ちょっと思いついたことなど気の向いた時に
テキトーに書き散らしてみたりしますわ〜


 2007/3/29
昨日今日と、さすがに春らしい暖かな日差しになってきましたよ。
京都御所の桜が綺麗ですよ。ピークは週末かな、でも天気予報では雨が降るとか。

ずいぶん久しぶりにGALLERY Rさんをお訪ねしましたのですが。(いつもご案内をいただきながらなかなか時間がとれずご無沙汰しておりまして申し訳ないです…)
偶然そこで藤井咲子さんという方をご紹介いただきまして。昨年末に出版された、藤井さんのおじい様の神前 弘(こうざき ひろむ)さんが製作された封筒の本を見せていただいたのですよ。
…いやーー、ものすごい衝撃を受けましたよ。

「おじいちゃんの封筒 紙の仕事」

大工の棟梁を引退した藤井さんのおじい様が80歳から95歳でお亡くなりになるまで、朝から晩まで毎日毎日あらゆる紙で封筒を作り続けたという「紙の仕事」の記録です。
その封筒の魅力的なこと!不要な紙を使って(薄い紙は重ね、厚い紙は薄く剥がして)おじいさま独特の微妙な色・パーツの組み合わせで 、なんの奇もてらわない長方形の封筒が何枚も何枚も…。
でも、その全てにちゃんと共通した美学があるんですよ。ものすごく強い哲学があるんですよ。
…いや、言葉じゃ言い表せない世界です。
なんだかなあ、日頃の自分のココロの汚れを吹き飛ばしてくれるパワーをもらった気がしますよ。
こういう人には勝てないよ。でも、憧れる。とにかく憧れる…。
いつかそんな境地に辿り着ける日がくればいいなと思うのよ。ああ。

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2007/3/30 追記
昨日、藤井さんのお話をしている中で、「海月(くらげ)書林発行の雑誌「いろは 5号」に上記の本に掲載されていない封筒も紹介されてるよ」と、うかがいまして。さっそく京都で「いろは」を扱っている恵文社さんに行ってみましたのです。で、その本をぱらぱらとめくってみて驚いたっ。
ニホンカモシカの封筒がっっ……!!
…卒倒しそうになりましたヨ…!
雪のそぼ降る中でこちらをじっと見つめるかなりの美かもさんの写真を
何かの雑誌から切り取られて封筒の素材に使われた、と。
……この感覚。まうご犬と何か通じる部分があると思っていいものだろか…?
うれしいやら、何がなにやら。…不思議だなあ。面白いなあ。
世の中何かを求めると自然にどこかに繋がっていくんだろか。ドキドキするなあ。




 2007/3/23
今年もなんとか確定申告し終わって「ぷっは〜〜〜」て、呆けてたね。
今回はキツかった。なんかこまごましたものばっかりで。
確定申告作業って、自己採点の成績表をつけてるみたいで心理的になんとも不愉快になるよ。
仕事の仕方について、いろいろ考えさせられたなあ。
もうちょっと何か計画的な、合理的な、クールなやり方はないものか。……ムリか。性質上。
その後、自治会役員の引き継ぎでゴタゴタしてましたが、これもなんとか。
今度こそ、今年こそ、「時間」を自分とカモシカたちのために存分に使いたいっ。

さてさて。2月の終わり頃に中国は大連に留学してた姪っ子が遊びに来てくれまして。
前回来てくれたとき「土産は北京オリンピックのチルーのぬいぐるみっ」と、強く希望を伝えておきましたところ、ちゃんと買ってきてくれたのですねえ、うれしいねえ。
北京オリンピックのマスコットキャラについては「世界のかもしかNEWS」 にも書きましたが
(うおおお2005年11月の記述だあ、なんと1年半も更新してないと……とほほ)
全部で5種類(「五福娃」)→「魚」「パンダ」「聖火」「チベットカモシカ」「ツバメ」てね。
まだ日本ではお目にかかれないものばかりかな?ではではご紹介しましょう!

まずはリーダー格の「聖火」
右はパッケージ裏面です。
なんとまあレトロなお顔〜〜!
そういえば 昭和30年代の日本の人形の顔もこんなだったなあ。

次は「魚」
くちびるがっ!
なんでしょうこの色っぽいくちびる!

次は「パンダ」
さすがのパンダ、たいした装飾しなくてもキッチリ可愛い。
しかし、ボクシングですか。目にクマができる様をパンダで表現した……と??

次は「ツバメ」
一番凝ったつくりのツバメ。刺繍が細かいよ。
ツバメを元にしたキャラというよりも、まんまツバメの付いた帽子を被ったキャラ。

お待たせしました(?)最後に「チベットカモシカ」(チルー)
おほほほほ、一番やんちゃなお顔してますな。
…ツノがいまいちだよなあ、短いよ。
原画の時点でもう、どこらへんがチルーらしいのかよくわからん状態だなあ。

パッケージから出してみましょう。
細部の縫製とかものすごく凝ってるのですよ。よくやるよ。
このぬいぐるみからチルーの姿形を連想するのはとても至難のワザですが、
まあ、なんといいましょうか…「チベットカモシカ」の名前だけでも認知されれば、ね 。

見ていただければお分かりになるとおり、全体に「アジア」な雰囲気ですよ。
ディズニーに侵略される以前の伝統的漫画絵と申しましょうか。 昔の日本の漫画もこうだったような気がして、どこか懐かしさを感じますね。
縫製の細やかさにはビックリです。パーツのひとつひとつがとても複雑で、こりゃ日本で作るには原価計算で即商品化ボツになるシロモノですよ。価格的に中国じゃなきゃ作れない、という意味に於いてとても中国らしいぬいぐるみたちです。

オリンピック開催のために、北京の古い街並みが急速に破壊されているとききます。
あんまり無茶しないでほしいですね。それと、日本の公共建造物の鉄とかステンレスとか、
銅線とか盗んで中国に売る連中、ええかげんにしなさいっ。
2008年のオリンピック開催まで、何があってどうなったか、ちゃんと見ておかないとね。
メモブログ「迷子犬」はじめました。
まるっきり個人的妄想用メモです。ですのでそちらの管理者名義は迷子犬です。
でも正体はまうご犬なんで、よかったら見てやって下さい。味気ないメモ書きですけど。

別にかもしか専用のメモブログも立ち上げ途中。こちらはまうご犬名義で。
タイトルは「かもしか愛」 <……いいですよ、笑ってやってくださいよ…。

もちろん、本家「まうごてん」もがんばります!
よろしくお願いします。

◆2007年3月の まうご犬のいろいろ(ネウロの単行本は毎回オマケ絵が楽しみでね。今回も爆笑!)
--- 本 ---
「不思議の森のアリス」リチャード・マシスン
「国際構成主義-中欧モダニズム再考」谷本 尚子
「子供たちの午後」R.A・ラファティ
「猫は14の謎をもつ」リリアン・J・ブラウン
「ツリーハウスをつくる」ピーター・ネルソン

--- まんが ---

「魔人探偵脳噛ネウロ(10)」松井 優征
「Steel Ball Run (11)」荒木 飛呂彦
「夏目友人帳(3)」緑川 ゆき
「超空転神トランセイザー (1)」美川 べるの
「秘密-トップ・シークレット (3)」清水 玲子
「ヨルムンガンド(1)」高橋 慶太郎
「CLOTH ROAD (3・4)」倉田 英之/okama
「クドー遺宝伝(1)」上津 康義
「そらトびタマシイ」五十嵐 大介
「放課後保健室(7)」水城 せとな
「鋼の錬金術師(16)」荒川 弘

--- 雑誌 ---
「BRUTUS 3/15」<スペシャルティコーヒー特集…でもこれ、どうなの?
「ku:nel vol.25」

--- よく聴いてるCD ---
「FLCL.OST No.3」the pillows <「フリクリ」イカレてたよなあ。なつかしい。


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