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![]() ああぁ、やっとの思いで浮上してみたらなんとクリスマスも終わってるぢゃないですか…。 ギリギリ納期の仕事が続いての睡眠不足でずーっと下痢気味なんですが、何とか元気です。 今年はなんでこんな忙しいんだろう…。時間が速いというよりは、犬の所作が遅いのか? いろんな能力や筋力が衰えてきてるのか?…んじゃ、この先ますます忙しい日々が? …ま、いいわ。何でもなるようにしかならんですよ、うん。 自宅仕事の自営業ほど自由のままならん職場はないですよ。 土日祝日関係ナシ。昼も夜も深夜も、労働時間制限も関係ナシ。仕事帰りの気晴らしもナシ。 有給休暇も無ければ、力任せに辞表を叩きつける相手もなし…。つまらんなあー。 時間が足りなくなると、まず風呂に入らなくなりますねー。んで、着替えない。その時間が惜しい。 食事もね、ご飯を炊いてる間はまだ余裕。そのうちスーパー売れ残り半額弁当をかっ喰らうことに。 味覚もおかしくなってきますよ。普段ならとても不味いと思うはずの、変なクリームとかを挟んだ 菓子パンをやたら食べたくなるんですよ。あと、カレーパンも。 ほんのちょっとした合間に頻繁にamazon.co.jpに行って、読むヒマはないってのに 本だの漫画だのゴソッと買ってみたり。 DVDとかも買うけどそれこそまとまった拘束時間とるじゃん、一体いつ見るんだよ。 あー、そういう消費欲があるうちはまだストレスが発散されてますね。 それすらできない状況にまで追いつめられると体調に変化が。下痢とか脱肛とか。…下半身かよ…。 もう、人間として、という世界じゃなくなってきますねぇ。 思い起こせば8月末あたりからこーいう感じで、山また山な生活ぶりでしたよ。 10月末にかもしかツアーを敢行して本当に良かった…、あれで完璧に体調リセットしたもんな。 かもしか効果は11月一杯は持続してくれたのですが、さすがに12月に入ってからはヨレヨレで。 うーん。 自宅仕事の自営業をする人間には、二月に一度ペースでのかもしかツアー行を義務づける必要が あるのではないか?そしてその経費は福利厚生費として計上されるべきではないか? …と。腕組みしながら真剣に思うこの頃ですよ。 |
◆2006年12月の まうご犬のいろいろ(未読本の山が〜。でも少しずつ登坂するぞー) |
すみません、突然。いろいろメモ↑を始めて一年たちました…。 記録して初めて気付いたけど2006年もよくもまあこんなに漫画読んだよなあ (いや、本気の漫画ファンの方々に較べりゃ足下にも及ばない数ですけどね) ってことで まうご犬の2006年度のお気に入り漫画BEST3など…。何の参考にもならんでしょうが…。 1>「魔人探偵脳噛ネウロ」松井 優征 昨年の1位も(密かに)これだったような。でも今年もダントツで面白かった。 無茶苦茶に見えつつ、とてもきめ細やかな構成、伏線の張り方、計算高い構図にニヤけまくり。 この漫画の好きなところを列挙するなら軽く百コくらい書けるぞ 。 こんな犬好みドンピシャの漫画を読める日が来るとはねぇー。…長生きするもんです。 2>「皇国の守護者」佐藤 大輔 /伊藤 悠 読みながら心臓が痛くなる(心が、じゃなく、もろに心臓ね)漫画です。とにかく面白いよ。 絵も巧いよなあー、迫力あるわ。 3>「天体戦士サンレッド」くぼた まこと いやもう他にもいい漫画すごい漫画はいっぱいあるのになんでこの漫画なのよ?と自問自答。 …しょーがないです、ヴァンプ様を好きだから。心なごむ日溜まり系。ずっと連載続いてほしい。 ------------------------------------------------- 次点? 「みえるひと」岩代 俊明 <WJ連載終了してホントにガッカリした。早くまたどこかで描いてほしいよ。 ------------------------------------------------- その他 「はたらくカッパ」逆柱 いみり <もっと早くに読むべきだった…。いみりさん最高傑作。 「BLAME!」弐瓶 勉 <全巻重版バンザイ!やっとコンプできたー。「BLAME!学園」も出しやがれー。 ------------------------------------------------- …なんかこれでは漫画ばっかり読んでるみたいではないですか。…ほぼそうだけど。 いや、時間さえ許せばふつーに活字本も手当たり次第に読むのですけどね。 今年は忙しすぎてあまり読めませんでしたねえ、残念です。 とりあえずまうご犬が2006年中に読んだ本の中からいいなと思ったものを3つ。あ、新刊本がない…。 1>「オデッサ物語」イサーク・バーベリ …この作家さんのこと、今まで知らなかったとは…、悔しいー。でも遅まきながらも知ることができて 本当によかったですよ。スターリン体制下で粛清されなければもっとすごい作品を書いてくれて そして全世界の人々が唸りながら読んだだろうに、と思うとますます悔しい…。 2>「わたしたちが孤児だったころ」カズオ・イシグロ この作家さんの作品も初めて読んだけど…。なんだこりゃーってビックリでしたよ。 なんでこんな書き方する?単なる技巧?でも必然性が?…ええ、必然性があるのです。 あくまで静かに淡々と、狂った世界に連れて行ってくれる巧みさにゾッとしましたよ。 3>「オリガ・モリソヴナの反語法」米原 万里 今年は全般に何故か「ロシアのユダヤ人」ものがマイブームでしたね。この傾向はしばらく続きそう。 米原さんの訃報には愕然としました。惜しい人を失ってしまいました。 正月休みには最後の書評集「打ちのめされるようなすごい本」を読む予定です。 |