![]() えーっと。頭ん中でぐちゃぐちゃのままなんですが、ちょっとここにメモしておこう。 雑誌「山と渓谷 9月号」にフィッツロイ山の美しい写真が載ってるのです。 フィッツロイ。英王室船ビーグル号の一等航海士の名。 ダーウィンと一緒にビーグル号で南洋調査をしてたフィッツロイの名前をつけたに違いない山。 ダーウィンはこの航海でフエゴ島のフエゴ人を見て人類の進化説を想起したんだっけ。 ダーウィンもフィッツロイも、ジェイムズ・ウェッデル著の「南極への航海」を読んでた。 同時期、「南極への航海」はE・A・ポオも読んでいて、フエゴ島をイメージして あの「ナンタケット島のアーサー・ゴードン・ピムの物語」を書いた。 「ピムの物語」はポオの作品の中で最も長編の、支離滅裂で無茶苦茶な空想冒険話なんだけど、 すさまじく魅力的で一度読んだら絶対忘れられないインパクトがあるよ。 この話をベースにルーディ・ラッカーは「空洞地球」というドタバタSFを書いたさ。 そういえば、「ガリバー旅行記」の「さかさまの国」もフエゴ島をモデルにしたっていうよ。 アルゼンチンの南の果てのフエゴ島。荒れ地、乾いた土地、フィッツロイ山のあるパタゴニア。 パタゴニアにはカモシカの仲間はいないけどグアナコがいるね。 今、読んでる本は「パタゴニア」(ブルース・チャトウィン著、めるくまーる社)。 今、ちょっと欲しいのはコレ。パタゴニアで野点〜。 …と、まあ、いつも、こんな風に、現実逃避してるわけです。 ![]()
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