![]() 冷え込んでますよー、京都。でも今年は紅葉はイマイチですなあ。 11月に入ってからやたら外出する機会が増えまして、いろんな刺激を受けることが多いです。 京都文化博物館で開催中の「関西現代版画の開拓者と新世代たち--版画の力」展をみたあと、 その出品者である開拓者先生のお宅兼アトリエを訪問させていただきました。 ウチの近所にあって、以前からものすごく気になっていたお家なんですよ。 なにが気になるって、「ちっちゃい」。 間口一間奥行き二間くらいの大きさ。派手な意匠を凝らした外観ではないのに なんとなーーーくアーティスティックなその風情…。 それはともかく、内部空間がどのように構成されているのかが気になって気になって。 今回やっと念願叶って中に入らせていただきましたのですが、もうこれがスゴイのなんの。 「みっちり」埋まってます〜〜。画材や紙や資料がーー。すさまじい量の物品が〜! でも、でかいプレス機もあるし、ちゃんとトイレもシャワーもあるし。 (シャワーは玄関のタタキでカーテンをひいて使用します。) パソコンもあればプレステ2だってあるし、立派な神棚もある〜。 それでもって100号の大きさの作品だって制作されてるし〜!(驚愕) 細い階段を上がった屋根裏にはワードローブ&布団。カンペキですっ。 子供の頃から憧れていた「樹上の家」を地面におろしたような、夢のような空間なのでした。 あまりに全てが身近くにありすぎて写真も撮れない…、でも犬の脳裏にはバッチリと その全景が焼き付いております。コンパクトとかいうレベルじゃ表現できないその密度。濃さ。 本当にいいもの見せていただきました。C先生、ありがとうございました。
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