負け犬の独り言〜5月〜

日記は苦手なんでございますが、
ちょっと思いついたことなど気の向いた時に
テキトーに書き散らしてみたりしますわ〜


 2004/5/26

おっと、あぶないあぶない。独り言を発せないまま5月が終わっちゃうところだー。
なんだかなあー、全然更新してませんにゃ。ぱそ前に坐ることもない日もあったり。
それもこれも、マンションの大規模修繕&塗装工事のせいです。ええ、絶対。


かれこれ一ヶ月窓を開けられない状態というのがこれほど悲惨とは思わなかったねー。
ほんっと、窓がみっちりとシートでマスキングされているのですよ。
んで、洗濯物をこの一ヶ月間ずっと室内干ししてて、換気も不十分となると、
そりゃもう家中カビ臭くもなるってもんです。とにかく湿気がスゴい。
かといって、玄関のドアを開けてみても補修工事のホコリが入ってくるばかりだし、
換気扇をまわすと外の塗料臭が入ってくる。もうどーしょーもありません。
せめて室内の空気をかき混ぜようと扇風機を引っぱり出してきてガンガンまわしたら・・
えー、気化熱というものが発生しますのよ、やっぱり。んで、寒くて仕方ない〜。
風邪ひいてしまいました・・。
外は青空、気温は真夏日、なーんて世界から犬家は隔離されちまってるのであります。
体調が不良でも工事は容赦なく朝9時前から夕方5時すぎまでやってます。
補修で壁を削る音もやかましいし、塗料の臭いもすごい・・、精神的にもヨレますって。
室内にとりこんだ物置の荷物がジャマで押入のフスマを開けるのも一苦労。
そんな状態の中、相方のくまのくまやすは熱を出して布団敷いて寝込むし。
寝込んでるのにこのくまは「犬くん、ハボタン日記はもう閉鎖かい?」などと
一番気になってる所を突いてくるし。ちくしょー。普段はとても温厚な犬も
(このボロくま、簀巻きにして賀茂川に放り込むぞ)と本気でイライラするし。
……と、まあ、ちょっと殺気立っているわけです。
←フィルムシートで覆われてしまった窓。
 塗料の散り加減が生々しいですなあ。
 シートは不透明なんで外の様子はサッパリわかりませんのよ。
長い間、庭にも出られないのがまたツラい。
だってねえー、きっと今頃アマリリスの大輪の花が咲いてるはずなのよ。
それに、犬の大好きなガクアジサイたちも咲き始めているはず・・・。
ううう、もうちょっとの辛抱なんですけどね。
十数年に一度しかしない工事ってわかっているんですけどね。
・・以上、とりとめもなく愚痴ってみました。

ロードランニングクラム」という名のキャラが出てくる小説の正体が不明なのです。
湿気過剰な環境に居ると、どーもこういう事が気になって仕方ない・・。
かなり以前に犬がくまに貸した本の中に出てきたらしいのです。
くまは読書をしないヤツなので、貸した本はわずか数冊のはずなんですが、わからんー。
ジェイムズ・ティプトリーJrの短編集か、カート・ヴォネガット作のどれかが怪しい。
どなたか聞いたことありませんか?「ロードランニングクラム(道を走る蛤)」って。

<追記>
え〜。「あのキャラの出てくる本ってなんだったっけー??」と言い出した
当のくまのくまやすから「正体見つけたり」の報告がありました。
「アルファ系衛星の氏族たち」という邦名で創元社から出版された、
フィリップ・K・ディックの長編小説に登場する「ガニメデの粘菌」でした。
しかも「ロード」はRoadではなく、Loadでもなく、「Lord」。
アメリカでのpaperback版の表紙の絵でもおわかりいただけるかと思いますが、
相当ハチャメチャなお話です。でも登場人物や生物たちのキャラはかなりイケてますし、
ストーリーも前半部分はアイデア盛りだくさんな楽しい展開。
ただ後半失速気味で、読了後いまいち印象に残らない…という感じ。
でもこういう「ストーリーが破綻する」現象は「ディックらしさ」でもあります。
興味のあるかたは是非読んでみてくださいな。


で、家にいると本気でビョーキになりそうなんでフラフラと本屋に通うのです。
たまたま入った書店で、黒田硫黄の「セクシーボイスアンドロボ」「セクシーボイスアンドロボ#2」を見つけて、やっと読むことができました。実は猿股!のサルマタさんの「活字中毒」ページを読んでからずーっとずーっと気になっていたのですけどね。
しかしこりゃ、わはははは、すごいねーーー。黒田硫黄、これはたまらんですわ。
全作品収集モードスイッチが入ってしまいました。
これも工事のおかげです。

・・・って、どうも「とりとめのない愚痴」の延長話だな。
このっくらい工事が犬の生活に食い込んできているということですな。ふふん。
明日は動物園に行って、カモシカの平八くんになぐさめてもらおうっと。

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