![]() 朝倉世界一さんの「フラン県こわい城」の完全版が発売されていると知って 久しぶりに本屋さんに行ったのですが見つからず・・。 そのかわりに高野文子さんの「黄色い本」を見つけました。 読みながら動転してしまったよ。頭をゆさゆさ振られてしまった感じ。 犬の高校時代、図書室で借りて読んだ「チボー家の人々」が主題だったからです。 もうすっかり忘れていたいろんなことが思い出されて呆然としてしまいましたのです。 高校を卒業して何年かのち、大学のゼミの懇親会で 「無人島で暮らすのに一冊だけ持っていく本は何?」という話題を センセに振られて、犬は一生懸命考えて「チボー家の人々」と答えたのよ。 センセは「私なら広辞苑を持っていく」と言い、周りの連中は「ぼくも、わたしも」と その話題はうまくまとまったのですが・・。 犬はそのときハッキリ思ったのです。広辞苑野郎なオトナには絶対ならんぞ、と。 ううむ、意味不明でしょうが、確かにそう思ったのですよ。 そしてまた月日が流れ、犬もなんとか就職したわけですが、 初の給料で迷わず「チボー家の人々」を買い、いまだ手元にあるのです。 なんであの時この本をどうしても買わなくちゃいけなかったのか、その理由が 高野さんの「黄色い本」から沸き上がってきて、今さらになってオロオロしてるのです。 犬は広辞苑野郎なオトナになってないだろうか・・、どうなんだろう。 でも今「チボー家の人々」を読み返したところできっとわからない。 「黄色い本」の主人公の実地子さんはあの本を図書室に返して終わった。 なのに犬はどうしても手元に置きたくて買ってしまった。 なんだかよくわからないでしょうが、犬はアタマを抱えてしまいましたのさ。 ![]() 以前から気になっていた「マーブル騒動記」(井上剛・著)を今頃読みました。 第3回日本SF新人賞受賞作と帯に書いてある本です。 「牛権」を扱ったSFという噂に惹かれて手に取ったわけですが、 読後感としてはなにやら不完全燃焼と言わざるを得ません。 「ファンキー牛の脂ぎった暴走スペクタクルスペース大河ロマン」を 勝手に期待してたせいでしょうかね。…うん、きっとそのせいだね、ははは。 ![]() ずっと天気が不安定で、気温も高かったり低かったり。 今はちょうどカモシカたちの換毛の時期なんで湿度が高いのはいやだなあ。 換毛がスムーズでないとカモシカたちもイライラするだろうし・・。 ああ、そろそろカモシカたちに会いに行きたいよーっ。 ![]() 鈴鹿サーキットで4/6に行われた二輪のモトGP世界選手権シリーズ開幕戦、 日本GPのMotoGPクラス決勝で転倒し、意識不明の重体となっていた ホンダの加藤大治郎選手が、20日、26歳の若さで亡くなられました。 心よりご冥福をお祈りいたします。 二度とこんな事故が起きないよう、徹底的な原因究明を望みます。 ![]() 13日から探していた失せ物、見つかりました。 ![]() どおーですか、馬耳東風。馬はなんとペガサスだよ! 力強い筆致で、2、3分でさささ〜っと書いてもらいました。 花文字といっても、中国・韓国・台湾などでいろいろな流派があるみたいです。 漢字文化圏ならではのお楽しみー。 ![]() 「コクヨデザインアワード2003」の佳作作品〜 カド消しゴム↓ http://www.kokuyo.co.jp/award2003/2002/p_07.html 「カドで消す快感を持続できる」・・・!! はやく商品化してほしいっ。 ![]() 工作室実験、やはり大失敗〜〜〜! 気合い入れ直して、もう一度やってみるか・・・。 敗因はやっぱりアレだよなあー、でもなあー、根本的になあー・・・。 (報告は近日公開…できるか?) ↑完全に独り言で失礼。 中国の「花文字」ってそんなに古い歴史のあるものじゃなかったのね。 http://www.otv.co.jp/eve/otv_cm02/ 中国河北省の書道家がおよそ60年前に始めたとか。 風水を取り入れて、開運をもたらす縁起のいい花や鳥や動物の絵をアレンジして 漢字にあらわす一種のカリグラフィ。 自分の名前とか、座右の銘とか書いてもらうのよね。 犬もずいぶん昔に書道家さんに書いてもらったよ。「馬耳東風」って…。 あの紙どこに仕舞い込んだのかなあ…、でてこーい! ![]() 工作室実験経過見守り中。 これは・・・・大失敗なのか〜〜?(報告は近日公開) 中国〜東南アジアで流行中の新型肺炎(SARS)は深刻だなあ。 犬のベトナム・香港行きはギリギリセーフだったんだな。 でも、関空から入国するとき検疫関係はいつもよりキビシかったのは確か。 あの時点で何らかの兆しはあったんだろか? お役所はなんでも隠すからね。 とにかく後手にまわらないようしっかりして欲しいよ。 ![]() ベトナムで買ってきたドンホー版画を整理しながらため息。 でかい、でかいよ。 掛け軸大の版画、いったいどう写真に撮ったらいいものか・・。 ウチのどこにこれを飾る壁があるというのか・・。はふー。 家の中がサッパリしたので、またいろいろよからぬことを考え中。 工作の宿題もがんばろー! |
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![]() 4/7に約92年の歴史を閉じる宝塚ファミリーランドに行ってまいりました。 天気もよくて桜も満開、入場料無料ということで、覚悟はして行ったのですが 想像をはるかに超える人混みにヘロヘロになっちまいました… |
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ヘロヘロになってるのは動物たちもいっしょ。 押すな押すなの人垣に、子どもたちの嬌声、 子どもを呼ぶ母親の叫び声、 迷子の園内放送はひっきりなし、 どこでもぱかぱかフラッシュ撮影・・・。 なんだかクラクラしてきて 巡る足取りも重くなってしまいました。 アジアゾウのサクラだけはとても愛想良く 客が投げ込むニンジンを丁寧に一つ一つ拾って おいしそうに食べていました。 この子はこのあと遠く韓国の「ソウル大公園」に 移されます。 もう日本には帰っては来れないでしょう。 元気でね、韓国で可愛がってもらうんだよ。 むこうで素敵なお婿さんに会えるといいね。 …サクラを見ていて、なんか胸が痛くなりました。 ホッキョクグマの移転先を聞き出そうと あちこち職員さんを捜し回るも、 人混みにはばまれ探し出せなかったです・・。 サクラのエサを持ってきた人を なんとかつかまえたのですが、 臨時のバイトさんかなんかで よくわからない〜、そうで・・・。 とにかくここに暮らしていたみんな、 移転先で大事に可愛がってもらうんだよ! どうか幸せに、元気でね! ・・・と、祈るしかないですね。 ああ、ツラい。 |