まうごぱん〜夏の陣〜


「がら板」にて、かがん様から
「”かにぱん”のような”まうごぱん”はできないか」
という、ご提案をいただいてからはや一年。

”かにぱん”を研究してみたものの、なんら成果は見いだせず
焦りすら感じ始めていた2002年の夏のある日。
くまのくまやすの従姉妹のMくまさんからアドバイスが!
「白い丸あんパン」というものを自宅で焼くことができると…。


白くて丸いあんパン!

ぷは〜っ、一筋の光明をそこに見ました!


しかも、お菓子づくり大得意のMくまさんの台所には
なにやら楽しげな菓子用調理道具がいっぱい…。
調理はダメダメでも道具大好きのまうご犬、ふふふ、
いいことかんが〜えたっ!




まずは丸あんパン15個分の材料。
奥左から右へ、
砂糖(40g)
菓子パン用粉(340g)
スキムミルク(12g)
薄力粉(60g)

その手前左から右へ、
ショートニング(40g)
ドライイースト(8g)

その手前、うぐいすあん(675g)
その上、卵(全卵を溶いたもの20g)
その右、モルト(0.4g)
他に、
食塩(8g)水(232g)強力粉(少々)
を用意します。

上の材料のうぐいすあんと強力粉以外の材料を正確に計って(これが何より苦手なんだわー)なんでも30年以上使われているという年季の入った麺パン機にぶちこみます。(イーストと食塩は相性が悪いので隣り合わないように入れるのだそうです)
材料全部が入ったところでスイッチオン!
餅つき機みたいな動きでどんどんこねていきます。
20分くらいこねます。
こねあがったら、ボウルに移して40分間、
28〜30℃で一次発酵させます。
この日の気温はちょうど30℃前後のすごい暑さ、
ただ 室内に放置するだけでじゅうぶん…。
一次発酵が終わったら、菓子用帆布の上に
ひっくり返して・・・・・
←こんな道具でジグザグに切って・・


・・棒状に手早く荒く開きます。
それをころがして太さの均一な丸棒状にしてから・・・
15等分にざくざく切り分けます。
一個50gくらいになります。
んで、これを両手のひらでくるくると
だいたいまん丸に形を整えます。
う〜ん、Mくまさん、作業が手早いっ。
パンの中身のうぐいすあんを45gずつ計って丸めておきます。
なんでわざわざ「うぐいすあん」なのか?
まうごは草食なので、中身は緑色のほうがいいような気がしたからでーす。ふんっ。
それから、まん丸に整えた生地を、
棒でくるくると軽く左右に伸ばして・・・
生地の中央にうぐいすあんをのせて
まわりの生地をひっぱり伸ばしながら
あんを包み込みます。
焼き上がりの表面がなめらかまん丸になるように、
オモテ面に気をつけながら形を整えます。
これから二次発酵させます。
室温が30℃近かったので、約30分発酵させました。
オーブン内の温度を220℃にあたためつつ、
オーブンの天板にオーブン用のパラフィン紙を敷いて
上のパンのもとをくっつかないよう並べます。
オーブンに入れて焼く直前に、強力粉を茶こしでふるいながら全体にまわしかけます。
それからいよいよ本焼き!
120℃で12〜13分焼きます。
うわはははは〜!
第一部隊は温度設定ミスであえなく黒コゲだーっ!
・・・ま、これはこれで美味しかったからいいさ。
←即、食べたんで5個あったのが4個になってる・・。
第二部隊は完璧〜!
ひゃー、ほんとにちゃんと焼けてるのに白くて、
しかもまるーい!
焼きたてのいい匂いがしてます!
どうよ、すごい美味そう〜!
これがウワサの「白いあんぱん」なのねえ〜〜、
しばし感慨にふけります。


・・・っと、ここからが本番なんだった!
いよいよ秘密兵器登場ですわよ〜!


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